日本縦断自転車旅行記 準備編~入浴セット

入浴セット

  

シャンプー、リンス、ボディソープの小さいボトルがセットになった旅行用のセット。

ハブラシと歯磨き粉、カミソリと一緒に小さいポーチに入れてまとめてあった。

これにタオルを加えたものが、銭湯などに入る時持っていく『入浴セット』である。

キャンプ時は当然風呂には入れないので、道すがら入浴施設を探して立ち寄ることになる。

火山列島である日本では全国いたるところに温泉があるので、一日中走っていればどこかしら見つかるだろう。

昔ながらの銭湯のような場所から、食事なども出来るスパ施設など、規模も様々である。

また湯船は無くてもシャワーだけは浴びられる、コインシャワーのような施設もある。

そういった施設を利用するために必要なものは、まずタオルである。

ホテルや旅館と違って、ほとんどの入浴施設では自分で用意しなければならない。

体を洗ったり拭いたり、入浴時には欠かせない。

使った後はかたく絞ってビニール袋に保管。コインランドリーに寄ったときなどに服と一緒に洗濯した。

他に石鹸などの洗剤類。

観光地の温泉など、少し大型の入浴施設にはシャンプーやボディソープ、リンスなどが常備されていることが多いが、小型の施設には置いてないことが多い。

最近は銭湯などを利用したことがない人が多いだろうが、テレビなどで石鹸を持って銭湯に行く人々を見たことがある人も多いだろう。

なので自前で洗剤類を用意しなければばらない。

石鹸が一つあれば頭だろうが体だろうが、なんなら服だって洗えるが、持ち運ぶのはやや億劫である。

ケースなどに入れて持ち運ぶにせよ、内部がどうしても石鹸カスなどの付着で汚れてしまう。

自分はそういった煩わしさが嫌だったので、液体の洗剤を選んだ。

プラスチック製のボトルならたとえ濡れても拭けば済む。取り扱いはずっと楽だ。

 

旅行用のセットは様々なメーカーが出している。

また通常サイズのボトルから詰め替えて使える小分けボトルなどの商品もあるので、自分の使いやすいように選ぶことが出来るだろう。