日本縦断自転車旅行記 準備編~ボトルケージ

ボトルケージ

 

TOPEAK(トピーク)の『モジュラーケージ』

現在は改良が加えられた『モジュラーケージⅡ』にモデルチェンジしている。

ボトルに合わせてサイズ調整が可能なボトルケージである。

サイクリストが使用するサイクルボトルとペットボトルでは直径が異なるので、普通はそれぞれに専用のケージが必要になるのだが、これは一つで両方のボトルに対応できる。

 

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自転車に水分補給は必須である。

走っているとすぐに乾いてしまうため気付きづらいが、走行中の発汗量は実に多く、それによって水分は激しく消費されていく。

日本国内では自動販売機が至る所にあるので、水分補給は容易ではあるものの、持ち運ぶにはボトルケージがあった方が便利である。

バッグなどに入れておくことも出来るが、いちいち取り出すのは億劫であるし、その都度停車する必要が出てくる。

水分は少量をこまめに取った方がいいので、飲みたい時にさっと手に取れるのが理想である。

そのためボトルを車体に搭載できるボトルケージが必要になるのだが、前述のように使うボトルによってケージの種類が変わってくる。

サイクルボトルの方が容量が多く、飲み口が片手で開けられるようになっているので水分補給はしやすい。

だが自分は持って行かなかった。

なぜならば、サイクルボトルを使うための詰め替え、洗浄、乾燥などといった作業が面倒だったからである。

まあ誇らしげに言い切るような理由ではないが。

一応言い訳がてら追記しておくと、衛生面の問題がある。

ボトルは走行中太陽の熱や巻き上げられる砂埃にさらされる。春ならば花粉も加わる。

雨が降れば上からの雨水と下からの水跳ねで泥をかぶることもあるだろう。

キャンプツーリング中の衛生管理が悪い状況で何か月も同じボトルを使用するよりも、定期的に買い換えて使い捨てる方が衛生的にもいいと思う。

 

そう、この旅はキャンプツーリングである。

キャンプの際には飲料だけでなく調理にも水が必要になる。

いつも水場のあるところでキャンプできるとは限らないので、ボトルを持ち運べる量は多い方がいい。

旅行車にはボトルケージが三か所取り付けられるので、すべての場所に取り付けてあった。

ハンドルやサドルの後ろにケージを増設するようなパーツもあるが、他の荷物と干渉したりするので三つに留めた。

フレームとボトルケージのサイズから500ミリペットボトルまでしか搭載できないのだが、実際にはこれでは心もとなかった。

途中で一リットルのペットボトルを買い、荷台に縛り付けて持ち運ぶようになったが、これはよく走行中に落とした。

水の持ち運びについて、もっと工夫すべき点であったと、これも反省点である。