識別コード トリシューラ

コトブキヤのフレームアームズ改造作品。

オリジナルFA(フレームアームズ)の『トリシューラ』。

特徴は人型から突撃形態への変形機構。

軽装な『ドゥルガー』のように見えて、実は重装な『フレズヴェルク』のような機体です。 

以下は妄想設定。基本的な世界観の設定などは公式に準拠します。

降着状態 フロント
降着状態 リア
突撃形態

画像はクリックで大きいサイズが見られます。

●機体解説●

本機は月軌道上にて新たに確認されたFAである。

当初は外見と装備から『ドゥルガー』の派生タイプと思われていたが、交戦時のデータから『フレズヴェルク』と似た変形機構を有するFAと判明した。

『ドゥルガー』と比べて装甲を大幅に減らすことで運動性が飛躍的に向上。背部のメインブースターまでも取り除かれているものの、小型のブースターを全身に配置することで機動性も向上している。

攻撃の多様性が増した装備武器と合わせて、本機は対FA戦において高い戦闘力を発揮する。

さらに変形によって推進器とTCシールドを集約することで『ドゥルガー』に劣らぬ突撃力も合わせ持っている。

変形後は三つ叉の槍を思わせる形状となることから、シヴァ神の持つ三叉槍『トリシューラ』の符丁が付けられた。

 

月軌道上にて防衛機構艦隊へと追撃をかけた『トリシューラ』は、瞬く間に艦隊の護衛に付いていたFA十数機を薙ぎ払った。

艦隊の防衛に当たっていた『バスタード』と、傭兵として戦列に加わった『カラドボルグ』両機の活躍でかろうじて退けることには成功するものの、『バスタード』は小破。『カラドボルグ』は中破という結果に終わる。

月側のさらなる追撃、第三次月面プラント攻略戦、そして三叉槍の再来に備え、各々は機体の補修と対策に追われることとなる。

  

●Spec●
頭 頂 高 16.5m
乗  員 不明
固有装備 TCSオシレ-ターⅡ型 ×11
  イオンブラスター ×8
  エイミングジャマー
兵  装 戦術駆逐槍〈グロウンラヴィーネ〉×2
駆動骨格 フレームアーキテクトTYPE001S

 

●装備解説●

TCSオシレーターⅡ型

機体周辺にバリアを展開する防御ユニット。TCSとはT Crystal Shieldの略称である。

内部に〈UEユニット〉と呼ばれる発動機が鋳込まれており、本体と独立して稼働する。そのため、機体の長期活動を可能にしている。

本機においてはTCシールドを用いたチャージングなど、攻撃にも使用される。 

イオンブラスター

脚部、腰部、肩に搭載された推進ユニット。

機体と独立したモジュール・ユニットとなっており、専用ジェネレーターによって高い出力を誇る。

本機では宇宙空間で役割を持たなくなる脚部に集中して配置されており、脚部自体を自在に稼働する推進器として利用する。そのため爪先は通常折りたたまれており、降着時には簡易な脚部が展開する。

トリシューラ 浮遊状態

エイミングジャマー

周囲のレーダー機能を妨害するECMユニット。索敵や射撃制度に影響を与える。

本機は射撃武器を持たないため、敵機の攻撃手段を限定するために使用される。

『ドゥルガーⅡ』と同種の装備だが、搭載スペースの関係かこちらの方が持続時間が長い。

エイミングジャマー

戦術駆逐槍〈グロウンラヴィーネ〉

ドゥルガーⅠの戦術駆逐槍〈ヘイルラング〉を改良した武装。

重心を手元に近づけ、グリップが可動式になったことで取り回しやすくなっている。

さらにTCSオシレーターの追加による出力の向上と、穂先の射出機能が搭載されており、中距離での攻撃も可能となっている。

グロウンラヴィーネ
グロウンラヴィーネ 射出状態

グロウンラヴィーネ(分離形態)

ヘイルラングに搭載されていた分離機能は本装備にも搭載されている。

分離後のグロウンラヴィーネは主にフレイルのように使用され、攻撃特性が大幅に変化する。

その武器形状から『レヴァナントアイ・イーギル』のハンマーショットガンが参考にされたと思われる。

分離形態 ベリルフレイル

突撃形態

機体名の由来となった突撃形態。

巡航時にも用いられるが、本来の目的は推進器とTCシールドを集約して機体を生きた砲弾――もとい槍と化す、文字通りの突撃形態である。

この状態でもグロウンラヴィーネの射出機能は使用でき、単なる移動形態ではない多彩な戦闘を可能にする。

突撃形態 射出状態

 

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