桜の取り木の切り離し 高取り編
2021年6月に行った取り木(高取り)を2022年3月に切り離した。
発根を確認した3カ所のうち、1つは冬の寒さでやられたのか根がボロボロになっていたので断念。カルスは上下でつながっているので枝は枯れずに済んでいる。
染井吉野の種を育てる
「染井吉野は不稔性」や「染井吉野に種はできない」という言葉――桜の時期になるとよく耳にするが、これは間違いである。
染井吉野は自家不和合性であり、自家受粉――つまり染井吉野どうしで受粉出 ...
桜を取り木で増やす 高取り法
植物には生存確率が上がるように遺伝子に多様性を持たせるため、同じ遺伝子間で子孫を作ることが出来ない『自家不和合性』という性質を持つものがある。
日本の代表的な花木である桜もその一つで、同じ種類であっても個体差がある野生種と ...
桜の芽接ぎ 成功後の管理
2017年に行った削ぎ芽接ぎが失敗に終わったのは先にお伝えした通り。
準備を整え、改めて挑戦することを宣言した。
そして挑んだ2018年、さらに盾芽接ぎに挑戦した2019年。
両者で ...
桜の挿し木 赤玉土と鹿沼土の比較
これまで挿し木を紹介する際には決まって赤玉土を使用していた。
それまで使った土の中で一番挿し木の成功率が高く、園芸の基本用土ということもあって植え替え時にも使用しているため常にストックが手元にあったからである。
桜の取り木の切り離し 盛り土編
以前紹介した2018年の5月に始めた四季桜の取り木(盛り土法)
それを2020年2月初旬に切り離した。
以前の記事へ →『桜を取り木で増やす 盛り土法』
実は発根を報告した時の根は前年に掘り返したと ...
桜を接ぎ木する 盾芽接ぎの方法
これまで三度にわたり三種類の接ぎ木の方法を紹介してきたが、その中でも初心者向きなのが『芽接ぎ』と呼ばれる方法である。
落葉の前に行うため木の状態が分かりやすく、1~2週間で成否が分かり、たとえ失敗しても台木を枯らす恐れが少 ...
桜の接ぎ木 呼び接ぎの切り離し
以前紹介した接ぎ木の方法の1つである呼び接ぎだが、他の方法と違い活着後には切り離す作業が必要となる。
呼び接ぎを行ったのは3月下旬だったが、その際は数パターンの組み合わせを試した。
そして8月初旬。該当記事で紹介した苗 ...