日本縦断自転車旅行記 準備編~ヘッドランプ・テールランプ
夜間装備
積極的に夜間も走ろうという気はないが、どうしても日が暮れてからも走らなければいけない状況はある。
夜間に完全な無灯火で走ることは道路交通法に違反するので、ライトなどの装備は必須である。
実際に夕暮れ時に有明海のあたりを走っていた時、警官にチェックされたことがあった。
まだ明るかったのでライトはバッグの中にしまっていたのだが。後輩っぽい警官が一瞬訝しんだところ、先輩っぽい警官はブラケットからライトの存在を覚ってくれた。
素直に職務質問に応じたので何事もなく終わった出来事だったが、備えあれば憂いなしとはよく言ったものである。
ヘッドランプ(前照灯)
CATEYE(キャットアイ)の『HL-EL530』。
電池式で生活防水を備えたヘッドランプ。専用のブラケットにワンタッチで脱着できる。
生産終了モデル。
これも以前から使っていて、そのまま旅に持って行ったものの一つ。
当時の電池式ヘッドランプの中ではかなり明るい方だったので使っていた。
旅行車へはランプホルダーを使ってフロントキャリアにブラケットを取り付け、本体は普段バッグに入れていた。
何しろ簡単に取り外しができるので、一応の防犯対策はしておこうというわけだ。
電池式を選んだのはやはり補給が簡単だからである。
使用頻度は多くはないとはいえ、充電の機会が何時あるかわからない旅で安全用品を外部電源頼りにするのは不安というものだ。
弱点は単三乾電池四本分の重量と大きさである。
テールランプ
CATEYEの『TL-LD610』。
電池式のテールランプ。専用のブラケットにワンタッチで脱着できる。
こちらも生産終了モデル。デザインから『TL-LD650』が直系の後継機にあたるだろう。
ちょっとしたヘッドランプばりの明るさがある。
これも以前から使っていたもの。
ヘッドランプと違って防水機能は無いものの、軽く雨に当たる程度なら使用できる。
こちらはリアキャリアのライトアダプターにオプションのクリップで取り付けて使用していた。
非使用時はクリップごと外してバッグの中である。
弱点らしい弱点は思いつかないが、しいて言えばブラケットとの接続方法が頼りないかと思うくらい。
リフレクター
装備類には積極的にリフレクター付の物を選んだ。
タイヤ、ペダル、エンドキャップ、すそベルト、バッグなどである。
積極的に夜間に行動しようというわけではないが、安全対策はしておいて損はない。
リフレクターの輝きはなかなかどうして馬鹿にならない、暗闇ではとにかく目立った方が安全性は高まるのだ。
法令で定められた灯火はもちろん、それ以上に光物を付けても安全上損はない。
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