日本縦断自転車旅行記 準備編~携帯ポンプ
携帯ポンプ
TOPEAK(トピーク)の『ターボ モーフ G』
フロアポンプと同じように使える、ダイヤルゲージ付きの携帯ポンプである。
定価¥5100+税。
選んだ基準は普通の空気入れのように体重をかけて使えることと、空気圧計が付いていること。
自転車旅行に空気入れは必須アイテムである。
それは空気を入れるためというより、パンク修理キットの一部としての理由が大きい。
自転車ツーリングにパンクは付き物であり、大抵の自転車乗り――とりわけロードバイク乗りならパンクの修理は修めているだろう。
この旅で使用する自転車のタイヤはチューブが入っている普通のクリンチャーなので、パンク修理時には空気入れが必須になる。
それに何か月もかける旅である。空気は定期的に入れねばならない。
そしてタイヤはロングツーリング御用達の『SCHWALBE(シュワルベ) MARATHON(マラソン)』サイズは26×1.75だった。
マウンテンバイクのタイヤくらいの太さだが、前述のそれよりも推奨空気圧は一回り高い。
携帯性優先の小さいポンプで、このサイズのタイヤに6気圧7気圧と空気を入れるのはなかなかに骨の折れる作業である。
その点このポンプであれば、携帯用としてはかなり大型な部類というだけあって労せず多くの空気を送り込める。
またハンドルがT字型になることや、基部が回転するので取り回しやすいホース、足を載せられるベースがあるなど。携帯ポンプでありながら普通のフロアポンプのように体重をかけて使うことが出来る。
自分は小柄な上に非力なので、高圧をかける際に腕力だけでは辛い。体重を利用できるのは大変有り難いのだ。
それに空気圧計もついているのでタイヤの空気圧を適正に保つことが出来る。
空気圧が低いとパンクの原因になるので、適正空気圧を守るのはパンク対策において重要なのだ。特に装備満載で重量のある車体ならなおさらである。
以上のように空気を入れるには大変便利なのだが、弱点は何といってもその大きさである。
長さも太さも相当なものなので、フレームに取り付けるのにも相当場所を選ぶ。
自転車の長期旅行ならばバッグに入れるのもいいだろう。
当然重量も相当あるので、普段のツーリングに持ち歩くには到底お勧めできない。
そしてこの旅行において、結局パンクは一度もしなかったのである。
まあこのポンプで適正空気圧をしっかりと守っていたおかげと思いたいが。
旅の途中で何度か空気を入れたが、使用頻度は思ったほどでもなかったので、同じシリーズでもっと小型のモデルを選んでも良かったかもしれない。
TOPEAK(トピーク) ターボ モーフ G PPF02100 新品価格 |
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