日本縦断自転車旅行記 準備編~ガスバーナーコンロ

ガスバーナーコンロ

 

キャプテンスタッグの『M-7900

抜群のコストパフォーマンスを持つ、シンプルなガスバーナーだ。

小売価格は¥6500+税だが、大抵の場合かなり安い値段で入手できる。

収納ケースと本体

選んだ基準は高い普及率にある。

ホームセンターのアウトドアコーナーに行けば、必ずと言っていいほどこのシリーズは置いてある。

ガスのカートリッジは消耗品なので、使っていればいつか無くなってしまう。そんな時に入手が容易というのは選ぶ理由としては申し分ない。

燃料の入手しやすさで、ガソリンを使うコンロという選択肢もあるかもしれない。

それにガスのカートリッジはガソリンよりもランニングコストがかかってしまう。

しかしガソリンコンロは取り扱いが難しいらしい。人里離れた秘境に行くというわけではないので、国内ならばガスで十分だろうと判断した。

ガスカートリッジならば、バーナー本体にねじ込んで固定するだけで使用可能になる。

このバーナーには点火装置も付いているので、ガスを出してスイッチを入れるだけで使用できる。

収納についても専用のケースがついてきて、コンパクトにまとめることが出来る。

ケースは四角いのでバッグの中でも納まりがいい。

二か月以上の間、サイドバッグの中で振動にさらされ続け、毎日ではないにしろ煮炊きに使い続けても問題なく使用できる耐久力もある。

 

キャプテンスタッグ キャンプ 登山用 バーナー オーリック 小型 ガスバーナー コンロM-7900

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ガスカートリッジ

 

ガスのカートリッジは二つ持って行った。

キャプテンスタッグのレギュラーガスカートリッジ『CS-250M-8251』と『CS-500M-8250』 の大小二つである。

500Mのほうが内容量に対して単価が安いが、量が増えれば当然大きく重くなるので、予備には250Mを選んだ。

使用途中でガスが切れても、買い換えるまで使い続けられるように、常に二つ持つようにしていた。

とりあえず500Mから使い始め、一か月半ほどで無くなったので、250Mに切り替えた。

通りすがりのスポーツ用品店で買い足しついでに空になったカートリッジを引き取ってもらい、また大小二つ所持の状態にした。

ガスバーナーの弱点として気温の問題がある。

レギュラーガスカートリッジの液化ブタンは温度が下がると気化しづらくなる。つまりは燃焼しづらくなるので、火力が低下する恐れがある。

ガスカートリッジを温めてやれば火力は回復するのだが、もし気温が低いときに使用するならより寒冷地でも使用可能な『パワーガスカートリッジ』を持っていくのもありかもしれない。

しかし寒冷地でも使用できるように工夫されたガスバーナーなどもあるので、自分のスタイルや好みに合わせて使い分ければいいだろう。